なぜ医師なのか


 

どんな仕事?

医師という職業は、「人の喜ぶ顔を見るのが好き」「人の役に立つことがうれしい」という方にとって、非常にやりがいのある仕事です。医師だからこそ得られる喜びや感動があります。

同時に、一生学び続ける覚悟も必要です。医学部受験はもちろん、大学でも、医師になってからも学ばなければならないことがたくさんあります。

ですので、臨床医であろうと研究医であろうと、医師に必要とされるのは「自ら学ぶ力」と「奉仕の精神」です。身に付けた知識も、技術も、全ては患者さんのために使うものです。

健康・生命に直接関わる専門家としての責任は重いですが、その責任を果たすために、医師には免許制による業務独占資格があり、安定した報酬や社会的地位などが与えられます。経済的に安定している職業だからこそ、不安なく自分のやりたいことに打ち込むことができます。

●人の役に立つ喜びが得られる

●一生が学び

 

きっかけはいろいろ

「身近な人を助けられず、こんな思いは二度としたくないと思った」「東日本大震災の救援活動を追ったテレビ番組で自衛隊隊員が話した、『いくら被害者をがれきの中から救出しても、医師がいなければ命をつなげることが難しい』という痛切な言葉が忘れられなくて」といった決定的なきっかけがあった方ばかりが医師を目指しているわけではありません。

多くは「ドラマの影響で」「親が医師だから」「学校の先生に勧められた」など、一見ささいなことだったり、たわいもないことだったりします。

重要なのは、医師という職業に共感し、適性があると感じられるかどうか、そして、今後の人生を医師という職業に捧げられると思えるかどうかです。

きっかけがなんであれ、せっかく抱いた医師への興味を、ぜひ大切に考えてあげてください。人の命を救う医師は、日本だけでなく、世界中で必要とされています。

●医師という職業に共感できるか

●人生を捧げられるかどうか

 

学力であきらめない

薬学部志望だという生徒さんに、「仮に、どこにでも入れる学力があったら、どこに行きたい?」と聞くと、「本当は○○大学の医学部に行きたいんです」と答えてくれました。本当は医師になりたいけど、自分の学力を考えると恥ずかしくて保護者にも言えなかったとのことでした。

確かに、医学部への入学は決して簡単ではありません。しかし、大切なのは医師になりたいという思いを持ち続けられるかどうかです。

学力は努力次第で伸ばすことができます。実際に、工藤塾に来る前の偏差値が45、重要科目である数学は36という生徒さんもいました。それでも強い思いを持って1年間学習した結果、埼玉医科大学に合格することができました。たとえ今の学力が不足していたとしても、医師になりたいという思いをあきらめないでください。

また、全国的な医師不足を受け、最近は医師になる方法も多様化しています。奨学金や地域枠を活用し、経済的負担を減らすことも可能です。工藤塾では各種支援情報を網羅していますので、ご相談ください。

●学力は伸びる

●道を一緒に探しましょう

合格体験記