合格者インタビュー「自習を効率的にできるようになった」(聖マリアンナ医科大学医学部 合格)
Yさん(不二聖心女子学院高校卒)
2022年度推薦入試で聖マリアンナ医科大学に合格。教育情報センター長の三山が担任を務める
まずは合格おめでとうございます
Yさん:ありがとうございます。大学が始まっても、気を抜かずに頑張ります。
高1から工藤塾に通い始めました
Yさん:医学部を目指すために、駅の近くにある医学部専門予備校に通いたいと考えていたところ、新聞広告で工藤塾のことを知り、連絡しました。最初は三山先生、山﨑先生とお話させていただきました。まだ私は入塾していないのに、資料をたくさん見せてくださいましたし、説明も面白かったです(笑)。
三山:真面目な話をしているはずなんですが・・・(苦笑)。
Yさん:医師である父や病院見学を通して、医師という仕事のイメージはあったのですが、具体的に医学部受験の情報に触れるのが初めてだったので、面白かったんだと思います。
兄が東京の医学部専門予備校に通っていたので、そちらも候補だったんですけど、やっぱり行くのにも時間がかかりますし、1人でホテルに泊まるのは少し不安もあったので、工藤塾を選びました。
工藤塾に来るようになって、何か変化はありましたか?
Yさん:自習の時間を大切にしているということが、新たな発見でした。今までも自習はしていたのですが、やり方が良くなかったのか、やる時間が足りなかったのか、あまり効率的に勉強できていませんでした。
三山:Yさんはコツコツ型で、勉強はしているけど、勉強時間と成績とがあまり比例していませんでした。ですから、自習の効率が悪いんだろうなと感じていました。
小さな目標を立てて、それを達成するために何が必要なのかを考えられるようになってほしいと思い、面談していました。最初のうちは、「やることはそれだけ?」「それで目標を達成できる?」と聞くことが多かったですよね。
Yさん:そうでしたね。三山先生が面談で、苦手な科目の克服の仕方とかを、毎回のように教えてくださったので、効率的なやり方ができるようになっていきました。英語は、英検になかなか受からなかったので、ずっと準1級合格が目標でした(苦笑)。
高3になると、毎月塾のテストを受けて、自分がどれくらいできているのかを客観的に把握できるのも良かったですし、聖マリアンナ医科大学の推薦入試前に、各科目の授業を早めて実施してくださったのもありがたかったです。
面接対策も何回もやっていただき、ありがとうございました。圧迫気味にしてもらったときは、すごく緊張しました(笑)。
土曜日は1日3コマ授業を受けていました
Yさん:大変でしたが、1日が充実していました。授業が3コマあるので、間の時間は次の授業のための勉強ということで、けじめをもって勉強できました。
印象に残っている先生はいますか
Yさん:皆さん印象に残っています(笑)。英語の増田先生は、英語を読んでいるときに、私が気が付かなかったことを、すべて知っている先生です。文章の読み方もそうですし、接続詞は直後を見る方がいいとか、もうなんでも知っている素晴らしい先生です。
数学のM先生は、面白い先生でした。授業をしているときに、冗談を言ってくれたりとか。初対面の印象が、しっかりしている真面目そうなイメージだったので、実際に授業を受けてみると、ギャップがありました。
英語が得意科目でした
Yさん:そうですね。小さい頃から家でCDを聞いて発音したりしていたので、勉強しやすかったというか、リズムがつかみやすかったです。
長文は単語が分からないと何も読めないので、英検準1級レベルまで覚えておいた方が、入試にも役立つと思います。
入試本番では、時間が区切られている中、速く読まないといけないので、文型をつかむために、文章の間の修飾語を1回抜かしてから読んでいました。あとから、「これはここにかかっているから」ということで、文を読むようにしていました。このやり方が合っているかどうかは分からないんですけど(苦笑)。
三山:聖マリアンナ医科大学の入試では、英語で9割以上取れるくらいにまで仕上げて、実際に9割取りました。少なくともYさんには合っていたんじゃないでしょうか。
入試当日の様子を教えてください
Yさん:当日はあまり緊張しませんでしたが、前日の夜が緊張しました。「明日が試験か」と考えると、あまりよく眠れなかったんです。0時を回って、「今あまり眠れていないので、明日解けなかったらどうしよう」というように、更に不安になるという状況でした。
でも、本番はアドレナリンが出過ぎていて、全く眠くなかったです。朝、母と別れるときには、今日のために、全力で頑張ってきたから、悔いがないように頑張ろうと思えました。
最初は自然科学総合問題でした
Yさん:あまり解けていなかったと思います(苦笑)。自信をもって解けた問題もありましたが、結構難しくて。本当に分からない問題でも、空欄はマズイと思って、なんとか埋めました。
その後の英語は、時間が余ったので、ちゃんと見直しも出来ました。そこで、誤字脱字もチェックできました。長文自体も読みやすかったです。
手応えはあったのでしょうか
Yさん:指定校推薦の学科は英語だけなので、合格できる可能性もあると思いましたが、私が読みやすかったのなら、受験生みんなが読みやすいと感じたんだろうなとも思いました。そうだとすると厳しいかなと。
面接はうまく話せましたか
Yさん:はい。1回目の面接はとても楽しかったです。ただ、2回目の面接で「二酸化炭素を減らすために、どのような対策をしたらよいでしょうか」と聞かれたときに、少し返答を失敗しました。
私は、「ガソリンなどの化石燃料をあまり使わない方がいい」と答えたのですが、「化石燃料を売って儲かっている人たちがいますが、私達が使用を止めたら、その人たちの生活が成り立たなくなってしまうのでは」と言われて、ちょっと困ってしまったんです。
でも、小論文も含めて、自分の力は出し切ったんじゃないかなと感じています。
三山:LINEで「集中して精一杯できました」と報告してくれましたね。
合格発表はどこで確認しましたか
Yさん:高校の講堂です。体育の授業が終わった後に、1人で見ました。合格と分かったときは、本当にうれしかったです。父からは、「これから大変だけど、頑張って」「本はたくさん読むように」とアドバイスしてもらいました。
もし、今年の受験がダメでも、医師になりたい気持ちが強かったので、工藤塾で浪人するつもりでした。それくらい、お世話になったと感じています。
医学部受験生に向けたアドバイスをお願いします
Yさん:小論文は、多くの人が書いたことがないと思います。私は工藤塾で小論文の授業を受講していたので、毎週宿題も課されます。毎週実際に書くことで、時間配分も分かりますし、書き方も分かってきます。慣れるためにも、毎週書いて、添削してもらった方がいいと感じています。
三山:早めに始めておいて良かったでしょ?
Yさん:はい。本当に良かったです。時事問題を知ることもできますし、入試直前は学科の勉強に集中することができました。小論文のU先生には、「ニュースをしっかりと見るように」と言われました。
工藤塾で、印象に残っている場面があるとか
Yさん:休憩室で、冬休みの宿題らしく、習字を書いている生徒さんがいました。その場に先生がいらして、休憩室は習字をする場所ではないので注意するのかなと思って見ていると、「頑張れよ〜」と励ましていました(笑)。本当にアットホームで、生徒のことを気にかけてくれる塾なんだなと思って、印象に残っています。