合格者インタビュー「あきらめずに頑張って良かった」(聖マリアンナ医科大学医学部 合格)
Iさん(静岡雙葉高校卒)
2020年度推薦入試で聖マリアンナ医科大学に合格。山﨑副塾長が担任を務める
工藤塾を選んだ理由
Iさん:医学部志望なので、高3に進級する前に、医学部専門予備校に行こうと決めました。他塾とも悩んだのですが、工藤塾は周りの評判も良かったので、高1の1月から通うことにしました。
実際に通ってみて
Iさん:今まで通っていた塾は、集団授業で友人も多く、遊びに行く感覚でした。でも、工藤塾は1対1の個別指導で、目の前に先生がいるわけですから、勉強するしかない(苦笑)。自習室も静かで、勉強をするための空間でした。
加えて、学校のテスト前はその対策といったように、柔軟に対応してくれるところがありがたかったです。集団授業だと、どうしても生徒の学力や状況に違いが出るので、効率的に勉強を進められないんですよね。
手応えを感じた科目は
Iさん:秋には、生物をすごく勉強しました。やったらやった分だけ得点が取れると感じ、楽しかったんです。模試の校内順位でも初めて1位を取れました。得意科目は英語なのですが、できるようになると好きな科目になりますよね。
2次試験の小論文に苦戦したとか
Iさん:小論文では2025年問題がテーマでした。「後期高齢者が増加する中で、あなたは医療チームの一員として、何ができるか。どう取り組むか」という難しい出題でした。
最初は1時間で何が書けるだろうと焦ったのですが、U先生の対策授業で「高齢者と介護」について学んだことを思い出したんです。その内容を生かすことができました。
具体的には、病院の中に介護施設を設置し、学校のように毎日通うことにすれば、医師による健康チェックや家族の介護負担軽減等、いろいろな問題が解決できるのではないかと書きました。
合格を知ったときは、どんな気持ちでしたか
Iさん:医学部は指定校推薦といえども 、不合格者の方が多いですよね。聖マリアンナ医科大学も例年、倍率が3倍くらいありますし。合格発表まで4日間あったのですが、その間にも同級生たちが指定校推薦で次々と合格が決まっていくのが苦しかったです。
その分、合格したと分かったときには、顔が緩みきって大変でした(笑)。ずっとニヤニヤしていたと思います。
印象に残っている先生を教えて下さい
Iさん:皆さんキャラが濃いのでいっぱいいます(笑)。その中でも、小論文を担当してれたK先生とU先生は2人とも、すごく面白かったです。
他にも、化学の福屋先生は「1回しか言わないからちゃんと理解するように」と言っても、お願いすれば結局は何回でも説明してくれます(笑)。数学のS先生は、本当にもう優しかったです。こんな優しい人がいるんだとびっくりしました。それに、オリジナル教材がとても使いやすかったです。生物のH先生も優しかったです。模試対策もすごく役立ちました。
担任から見て、どんな生徒さんでしたか
山﨑:口では「何も分からない」と言いながら、陰で努力するタイプなんです。結果はついてきていましたから。1回目がダメでも、2回目にきっちりと修正してくるんです。修正能力が髙い。先生にも自分が理解できるまで質問をしていました。
Iさんから見て、どんな担任でしたか
Iさん:励ますのが得意ですよね。すぐに弱音を吐いてしまいそうになる私にとって、モチベーションを高めてくれる良い担任でした。
医学部受験を振り返って
Iさん:医学部を目指していいのかどうか悩んだ時期もありましたが、父も母も勉強には口を出さず、見守ってくれました。合格したときには、それはもう喜んでくれました。あきらめずに頑張って良かったです。
山﨑:ご両親ともに、とても心配してましたし、同時にとても応援していました。お母様とは、よく電話で状況を共有していました。このまま医学部を目指していて良いのか、悩みながらも応援を続けてくれていました。ご両親も一緒に頑張っていましたよ。
Iさん:えっ、そうだったんですね。改めて感謝したいです。