医学部合格法「いつから勉強を始めればよいのでしょうか?」
いつから勉強を始めればよいのでしょうか?
医学部現役合格を果たすには、中3からの先取り勉強が非常に大切です。まずは範囲が圧倒的に広い英語と数学を中心に勉強してください。配点が高い大学もありますし、重要な科目です。毎日取り組むようにしましょう。特に英語は医学部に入ってからの勉強にも必須です。
高2のうち、遅くとも高3の夏までに英語、数学、理科2科目は、全範囲を終えるようにしてください。その後はアウトプット=問題演習の比重を高めるようにしてください。
知識を詰め込んだり、解説を読んで理解するといったインプットだけでは学力は伸びません。インプットしたものを解答としてアウトプットできるようになって、初めて点数が取れるようになっていきます。このアウトプットの時間を十分に取るために、中3からの先取り勉強が大切になってくるのです。
高校3年間の学習範囲を、高1から2年間で網羅しようとすると、時間的に厳しく、単なる暗記で済ませてしまう場面が出てきてしまいます。それを避けるため、中高一貫校の受験もおすすめです。小学校のすべての学習範囲を復習する経験は、大学受験でも生かすことができますし、中3から高校受験で立ち止まらずに先取り学習を始めることができます。
また、小学生から中2までの間は、勉強習慣を身に付けるようにしましょう。毎日歯を磨くように、決まった時間に勉強することを生活の一部にしてください。勉強習慣がないと、いざ勉強をするぞと気合を入れても、机に向かうことに労力を使ってしまいます。机に向かうことを当たり前にして、「何をどう勉強するか」を考えられる状態にしておいてください。