合格者インタビュー「合格までの道のりが、明確だった」(日本医科大学医学部 正規合格)

長谷川 瑶くん(静岡聖光学院高校卒)
2021年度入試で日本医科大学に正規合格。校舎長の山﨑が担任を務める

(以下、敬称略)

工藤塾には中3から通い始めました

長谷川:それまで通っていた塾は、大学生が教える塾だったので、医学部専門予備校で、プロの講師に教わりたいと思い、入塾しました。同級生が通っていたこともあり、工藤塾に決めました。入塾テストがあったら合格できるか不安だったので、無くて良かったです(笑)。

塾のある場所が、駅から近くて通いやすかったです。授業も楽しかったですし、強制されることは無かったので、自分のペースで勉強を進めることができ、ありがたかったです。

ただ、中2までは、学校のテスト勉強くらいで、そんなに勉強していませんでした(苦笑)。中3からは工藤塾に入り、多少やるようになったと思うのですが、それでもまだ、本気の勉強ではなかったと思います。

高2の5月に修学旅行があって、それ以降からだんだんと勉強時間を増やしていきました。そして、新型コロナ禍の間に、自分の勉強時間を大幅に増やしました。

印象に残っている先生を教えてください

長谷川:英語の篠原先生には、入塾からずっとお世話になっています。いろいろな単語を知っていますし、話す内容だったり、テンポだったり、性格が合うような感じがしています。親との面談で、篠原先生からも「指導しやすい」と言ってくださいましたし、すごく相性が良かったです。

小論文のU先生は、ずっと「絶対に受かるから」と励まし続けてくれました。もちろん、小論文の授業は受講しておいて良かったです。U先生といろいろな話題について話し合うことが、医学部に合格するという強い気持ちを支えてくれました。

工藤塾では、「◯◯大学に受かった人は、この時期にこんなことをしていたよ」など、いろんな先輩方の話を聞けるので、合格までの道のりが見えるというか、ゴールが漠然としておらず、明確でした。今、何をやればいいのかを聞くことができました。

各科目の勉強法を教えてください

長谷川:英語は、ほぼ工藤塾の勉強のみです。教材は、篠原先生が選んでくれたものを使いました。

数学は、高2までに全範囲を受講していたので、高3からは難しい内容を工藤塾でやって、標準的な内容のものは、『1対1対応の演習』を使い、自分で勉強していました。分からない問題は、工藤塾で質問していました。

A先生は東京からいらしているので、東京の塾で使っている難しい問題をプリントしてくれるんです。問題や受験情報にすごく詳しい先生でした。

山﨑:高1から物理と化学を受講していました。

長谷川:理科を早めに始めたのは良かったと思います。中でも、物理は一番伸びた科目です。高3になるまで、あまり得意ではなかったのですが、『重要問題集』を自分で何度もやって、工藤塾では自学の内容の確認と、T先生が用意してくれる過去問に取り組みました。

ですから、物理も標準レベルは自分でやって、難しい問題は工藤塾でやるという勉強スタイルでした。高1から物理を受講しており、一通りの範囲の講義を受けていたので、高3になってからは、自分で学習を進めることができました。

化学は、最初にまあまあできると思って、あまり時間を割かなかったことが影響しました。ですから、途中からH先生に苦手分野を重点的に指導してもらいました。

そして、私立受験が始まります

長谷川:当初は私立は2校くらいしか受けないつもりでした。ですが、親に「あんまり浪人に向いていないんじゃない」「浪人してもいいけど、モチベーションは維持できるの」と心配されたんです。

山﨑:年末にご両親からご相談もありました。それまでは、私立を多数受けるなんて話は一回も出ていませんでした。

長谷川:それで、よくよく考え、現役合格を最優先するために、受験校を増やしました。そのため、一般受験が始まると、1次試験と2次試験が連日のようにありました。かなり忙しかったので、入試期間中は、あまり勉強はできませんでした。

山﨑:それで良かったと思いますよ。確固たる学力があり、後は力を出し切るだけという状態でしたから。本当に切れる名刀なんですが、切り損じが多かったので(苦笑)、バンバン数を切った方が、必ず医学部という手強い相手を倒せると思っていました。数受けて正解だったと思います。

本命の日本医科大学の入試は緊張しましたか

長谷川:当日の朝、起きてからすぐに検温すると、37度あってびっくりしました。もう一度検温すると、36度ちょっとになっていたので良かったのですが、目覚めた直後から焦りました(苦笑)。

英語はすごくできました。臓器提供のドナーの話なのですが、似たような話を読んだことがあったので、すごく読みやすかったんです。数学、物理、化学は、少し難しかったですが、力は出せたかなと思います。

山﨑:日本医科大学の1次が終わった後に手応えを聞くと「どうだったかな〜」と返ってきたんです。おそらく、ミスをしたかもしれないけど、見当たらないという状態だったので、これは通っているだろうと思いました。普段の力を出せば、絶対に通っているはずでしたから。プレッシャーに感じられても困るので、「そっかー」とだけ返事しましたけど(笑)。

そして1次試験は無事合格。2次試験を迎えます

長谷川:最初が集団面接で、4人が並んで1人1人意見を言っていき、各意見に対してどう思うかということを質問されました。面接官の方が司会をされたので、討論というよりは面接といった感じでした。ただし、発言の順番は決まっておらず、挙手して発言するという形式でした。

その後の個人面接は、オーソドックスな質問でした。「あなたの人生の中で、一番失敗したことはなんですか」と聞かれたときには、「中学2年生のときに、英検3級の2次試験に落ちたことです」と答えました。

山﨑:長谷川くんの英語力を考えると、大失敗でした(笑)。

長谷川:対策本も買わず、何も見ず、他の人にも何も聞かずに受けてしまったんです。何をするのか知らないので、無言で面接室のドアを開けてしまいました(苦笑)。

日本医科大学の2次試験は、全体として、手応えという手応えがあったわけではないのですが、面接が理由で落とされることはないのかな、という感触でした。学科次第かなと。

合格発表は、どこで確認しましたか

長谷川:家で1人で確認しました。合格と表示されたときは、うれしかったですね。すぐに家にいた母に知らせたのですが、本命校だと知っていたので、とても喜んでくれました。

山﨑:日本医科大学に受かったら、国立の受験を止めるということに対して、ご両親はどんな反応でしたか。

長谷川:「行く気が無いなら、受けなくていいんじゃない」と言ってくれていました。私の意志を尊重してくれ、感謝しています。

担任は山﨑さんでした

長谷川:とても相談しやすかったです。それこそ、新型コロナが流行し始めた頃から、いろいろと相談に乗ってもらいました。

山﨑:私が思っていた以上に、いろいろと聞いてきてくれました。深刻な相談というよりは、各科目の進捗だったり、模試の結果をどう受け止めているのかといったことを、折に触れて話してくれました。

落ち込んでいるときには「そんなことは気にするな」「他人を気にするのではなく、自分を信じろ」といったことを伝え続けました。「そうですよね」となるかと思ったら、思いのほか、そこはすんなりいかないんです(苦笑)。ですから、相談があったときには、絶対にすぐに聞こうと思っていました。

辛かったことはありますか

長谷川:高3の12月に、周りは指定校推薦などで合格が決まっているのが、少し辛かったというか、なんか、いいなあ、と思っていました(笑)。