合格者インタビュー「印象に残っている先生は、挙げたらきりがない」(島根大学医学部 合格)

Mさん
2022年度推薦入試で島根大学に合格。教育情報センター長の三山が担任を務める

浪人生となり、工藤塾を選びました

Mさん:現役時代に、私立医学部を何校か受験しましたが、合格できませんでした。それで、私立医学部に入るには、何かコツというか、情報があるところじゃないと行けないんじゃないかと考えたんです。

それに、現役時代に大手塾に通っていて、授業が詰め込まれ、講習もたくさん取らされて、ウンザリしていたので(苦笑)。それで、近所にあった工藤塾を選びました。実際に通ってみても、授業が詰まってなくて良かったなと感じています。

授業は週11コマでした(1コマ90分)が、どう感じていましたか

お母様:最初は授業が少ないと思って、驚きました(笑)。

Mさん:私も、最初は不安がありました(笑)。でも、実際に勉強を始めていくと、多すぎもせず、少なすぎもせず、丁度良かったという感じです。自習ができる時間がちゃんとある、理想的な量でした。

三山:工藤塾では、基本的に、授業を受けたから学力が上がるとは考えていません。授業の復習をして、自分でできるようになって、初めて学力が上がると考えています。インプットと同等か、それ以上にアウトプットが大事なんです。

勉強で工夫したことはありますか

Mさん:英語の『Next Stage』を一生懸命やりました。何周もして英文法を完全に頭にインプットし、何度も書くということを繰り返しました。その結果、文法問題での間違いが少なくなりましたし、9月頃からは、長文もかなり読みやすく感じるようになりました。

朝テストも月テストもやり切りました

Mさん:1番早く提出したいと思っていました。

お母様:最後の方は、少し遅れ気味でしたけど(苦笑)。

Mさん:すみません(笑)。

辛かったことはありますか

Mさん:数学が苦手で、成績があまり上がらなかったことです。それでも、他の科目でカバーできるよう、得意科目である英語と国語、そして生物を更に強くすることを意識して頑張りました。

生物の授業が楽しそうでした

Mさん:S先生がすごく面白い方だったので、めちゃめちゃ楽しかったです(笑)。私が知らないようなことをたくさん教えてくださいましたし、何より知識量がものすごかったです。

三山:S先生は、そんなに感情を表に出すタイプではないのですが、Mさんの合格を報告したときには、ガッツポーズをしていましたよ。

Mさん:うれしい報告ができて、本当に良かったです。それと、化学のA先生の授業が非常にありがたかったです。偏差値が10くらい上がりました。現役時代は、なんにも分かっておらず、共通テストでも全然点数が取れませんでした。基本的な考えがすっぽ抜けていたんです。それを、A先生の授業とテキストが補ってくれました。裏技も含めて、どれも非常に役に立つ講義ばかりで、本当に感謝しています。

印象に残っている先生は

Mさん:今話した化学のA先生と生物のS先生はもちろん、英語のS先生など、挙げたらきりがないくらいです。英語のS先生には、「好きなものを好きなだけ」受講できる、3月の30日間無料体験講座のときから、ずっとお世話になりました。

三山:よくコピーまで覚えていますね。

お母様:ダイニングテーブルの上に、工藤塾の新聞広告を切り取って乗せているので、毎日見ています(笑)。

Mさん:工藤塾のファンなんです(笑)。

推薦入試は島根大学に出願しました

Mさん:実は、高1の頃から、島根大学を目指そうと思っていたんです。模試でも第一志望にしていました。名古屋で説明会を聞いたことがあり、なんとなくいいなと感じていたんです。静岡空港から島根への直行便もありますし、縁を感じていました。それに、高1から第一志望にしてきたので、愛着もありました。

せっかくなら、自分のことを誰も知らないような環境で、新しい自分でスタートしたいという思いもありました。

12月に、島根大学の面接がありました

Mさん:面接対策が、とても役に立ちました。大体想定していた質問が、そのまま出たという感じでした。ただ、島根大学の志望理由が、思っていた以上に深く突っ込まれました。厳しかったですが、自分の経験や地域医療の話と絡めて、なんとか納得してもらえたと思います。

そして、共通テストを迎えます

Mさん:島根大学の推薦もありましたし、国立志望なので絶対に落とすわけにはいかないと、自分にプレッシャーをかけながら臨んだのに、結果が出ず、非常に落ち込みました。

三山:落ち込んでいるときには、「全部不合格だった去年とまったく一緒だ」とずっと言っていましたね。でも、「去年の自分に負けると思う?」と聞くと、「絶対にそんなことはない」と言い切っていました。

Mさん:その言葉も、再起のきっかけになりました。過去問を解いているうちに、「去年とは違うな」と思ってきて、そこからなんとか頑張ることで、切り替えました。私立で絶対に正規合格を取ろうと思って、過去問に集中するようにしました。

三山:数日後には元のMさんに戻っていました。特に、国語に対する自信が回復していました。

Mさん:共通テストの国語で、評論文を三山先生が間違えたと聞き、三山先生でも間違えるんだったら、きっと問題がおかしいんだと思いました(笑)。その後の帝京大学の国語が割と簡単に解けましたし、英語も去年とは比べ物にならないくらい読めるようになっていたので、やっぱり国語は大丈夫だろうと思えました。

そして、帝京大学に合格しました

Mさん:医学部に合格するのが初めてで、しかも正規合格だったので、とてもうれしかったです。1つ合格が出たので、その後の私立受験はせずに済みました。

三山:しかも1日受験での合格でした。帝京大学は3日間受験するのが鉄板ですから、すごいですよね。

Mさん:ありがとうございます(笑)。

国立前期の勉強に切り替えることになりましたが、島根大学の推薦結果は気になりませんでしたか

Mさん:そんなに気にならなかったです。帝京大学に合格できたので、安心して勉強に集中していました。共通テストの点数が良くなかったので、島根大学の推薦入試は、私の中ではなかったことにしていました(笑)。

島根大学の推薦結果の確認は

Mさん:何気なくという感じで確認しました。「そういえば今日だったな」と思い出し、リビングにあるパソコンで母と一緒に確認しました。すると、「あれ? 私の番号があるよ」みたいな感じで、最初は信じられませんでした。これは本当に私の番号なんだろうかと。

そこで、「信じられないので、HPで確認していただけませんか」というLINEを工藤塾に送って確認してもらいました。それでも半信半疑で、その日は1日、ずっとパソコンとにらめっこしていました(笑)。本当かなと思って、何度も更新ボタンを押していました。本当にまさかの合格です。ですから、本当に合格したんだと実感できたのは、合格通知書が来て、ようやくです。

三山が1年間担任を務めました

Mさん:ずっと相談に乗っていただいたことに感謝しています。迷惑そうな顔ひとつせず、毎回対応していただいたことが、印象的でした。「去年の自分に負けると思う?」という言葉は、今でも覚えています。去年の自分には絶対に勝てると、自信を回復させてもらいました。

お母様は、この1年のMさんをどう見ていましたか

お母様:朝から晩まで、ちゃんと自習室にこもって、授業を受けて、頑張っていました。割と皆さん夜22時までいたと思うのですが、うちは夕食をみんなで食べるということを大事にしていたので、20時前には迎えに来るようにしていました。夕食後も、0時くらいまでは自分の部屋で勉強していましたので、本当によく勉強した1年でした。

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