合格者インタビュー「気軽に質問できることが大きかった」(島根大学医学部 合格)

Mさん(静岡雙葉高校卒)
2024年度推薦入試で島根大学に合格。塾長の山﨑が担任を務める

まずは島根大学医学部合格、おめでとうございます

Mさん:共通テストの点数が想定通りには取れず、難しいかもしれないと思っていたため、合格できて安堵しましたし、本当に嬉しかったです。合格したことが信じられず、合格通知が届くまで実感が湧きませんでした(笑)。

高1の6月に工藤塾に入塾しました

Mさん:小学校から中学校までは、個人塾に通っていたのですが、中3までという区切りがあったので、高校から通う塾を探していたんです。医学部を志望していたので、医学部専門予備校を母が探してくれました。いくつかの塾を検討した上で、費用対効果の面から工藤塾を選びました。

実際に通ってみてどうでしたか

Mさん:質問を気軽にできることが、自分の中で大きいことでした。個別指導の工藤塾を選んだ理由の一つでもあります。あまり自分からぐいぐい先生に聞きに行くタイプではないんです。みんなが質問があったら行けないし、職員室まで行くのもハードルが高いです。工藤塾で質問を気軽にできるからこそ、勉強の内容が難しくなっても、授業についていけました。

それに、自分の弱点を指摘されることで、ちゃんと理解しようと、意識して修正できたのは大きかったです。できないことをできるようにしていくことの繰り返しでした。自習室も高3から固定席にしてもらい、勉強に集中することができて良かったです。

教材や勉強法にこだわりはあったのでしょうか

Mさん:学校の課題と、工藤塾の先生に言われたことをやり切ろうと思っていました。それに集中していたので、あれもこれもと問題集に手を出すことはしませんでした。

山﨑:塾の立場からすると、素直に言われたことを実行するというのは、一つの理想的な生徒像です。自己流の勉強にこだわってってしまい、成績が伸び悩む生徒さんは意外と多いんですよね。何十年と受験に携わってきた先生の言われることは、やはり効率的ですし、正解なんですよ。素直に実行できるのは才能です。

辛かったことはありますか

Mさん:学校のテストは問題なかったのですが、模試の成績がなかなか伸びなかったことが辛かったですね。

山﨑:模試は、自分が何ができて何ができないのかを把握するためのツールとして利用してほしいですね。学習した範囲で点が取れなかったのであれば、忘れているだけなのか、理解したつもりになってしまっていたのか、復習するチャンスになります。

Mさん:はい。なので、模試の後に1回は必ず解き直しをするようにしていました。そして、高3の夏に模試で良い結果を出すことができました。静岡雙葉は数学の進度が早く、高3からは演習中心になるので、必然的に復習ができていたんだと思います。

推薦入試では、年内に小論文と面接がありました

Mさん:小論文は国語の記述問題のような形式です。医療関係のいろいろな分野が混ざったような文章で、難しい内容でした。加えて、1問だけ問い方が複雑で、どう答えたら良いか迷うような問題もありました。その問題以外は、なんとか自分なりの答えが書けたんじゃないかと思います。

面接では少しミスをしてしまいました。最初の質問でオープンキャンパスに参加したかどうかを聞かれたのですが、面接官の方がマスクをしていたこともあり、うまく聞き取れなかったんです。緊張していたため、聞き直すこともできず、私が8月にオープンキャンパスに行った後に、何かイベントがあったんだと思い、「行ってません」と答えてしまいました。

でも、その後の話を伺っていると、どうもオープンキャンパスの話をしているようだったので、あわてて「すみません。行きました」と答えました。面接官の方からすれば、「どっち?」ですよね。これは変に思われたかなと、自分の中でもショックが大きかったです。

それ以外は、「もっとこう答えれば良かったかな」というのはあるんですけど、質問にもしっかりと答えられましたし、止まってしまうこともなく会話できたかなと思います。面接対策のお陰です。

島根の印象を質問された際には、前日夕食で食べた島根料理のことを答えました。しじみ汁のお椀のサイズが大きくて驚いた話をしたところ、笑ってくれながら「島根は田舎だから、お店も少ないけど、それでも来る覚悟はありますか?」と質問してださったので、「あります!」「行きます!」と言い切りました。行きたい気持ちは伝えられたと思います(笑)。

担任は塾長の山﨑でした

Mさん:メンタル面で助けてもらいました。模試の結果が良くなくて、志望校をどうしようかと悩んでいたときに三者面談があって、励ましてもらったというか、もっと頑張ろうと思える声掛けをしてくれました。

担任から見て、どんな生徒さんでしたか?

山﨑:コツコツ真面目に勉強しているという印象があります。高3になってからは、自習室にずっといました。自分でやるべきことを決めて、ちゃんと実行していました。必要なものに時間をかけ、必要でないものには時間をかけない要領の良さも強みだった思います。

ただ、模試でなかなか結果が出ず、実力と結果が見合っていませんでした。それでも、夏ごろに1回ポンッと上がって、そこからまた我慢の時期が続きますが、12月くらいに点が取れるようになってきました。

現役生の学力は直線的に伸びるのではなく、2次曲線のように伸びるものですが、本当にそのまま当てはまりました。医学部に受かる人はこういう人ですという、一つの見本のような感じです。

せっかく現役で医学部に合格したので、ストレートで医師になって、保護者様に恩返しではないですが、安心してもらえるよう頑張ってください。

Mさん:ありがとうございます。頑張ります。