合格者インタビュー「厳しい先生方に教われたことが、自分にとっては良かった」(東海大学医学部 合格)

塩川 巧くん(静岡サレジオ高校卒)
2021年度入試で東海大学に合格。校舎長の山﨑が担任を務める

(以下、敬称略)

合格おめでとうございます

塩川:ありがとうございます。

合格発表の日はどこで確認しましたか

塩川:家にいたのですが、「そういえば今日は発表の日だ」と思い出し、「どうせ不合格なんだろうな」と軽い気持ちで確認したら、合格と表示されて、「え!?」となりました。もう何回も見直しましたよ(笑)。10回くらいログインし直しましたが、それでも合格だったので、すごくうれしかったです。

受験科目で物理を選択しました

塩川:東海大学の受験前日に、前半戦で受験して、手応えのあった大学も全部不合格だと分かりました。「これはもう、受からないんじゃ・・・」と、絶望しながら東海大学を受けることになりました。

そこで、理科の選択で勝負に出ました。両科目を指導していただいたT先生から「化学はディフェンスで、物理はオフェンスになる」と言われていたのですが、どうせ受からないのであれば、物理に挑戦してみようと。前日に解いていた問題集で、物理の方が調子が良かったことも、決断を後押ししてくれました。

運命の選択でしたね

塩川:本当にそうでした。科目によって解答用紙の色が違うのですが、試験終わった後に周りを見たら、みんな化学か生物選択ばかりで、周囲で物理選択は私だけでした。

学科の手応えはどうだったのでしょうか

塩川:数学は、全然できなくて、多分3割くらいしか合っていなかったと思います。まあ、落ち込みました。勝負した物理は6割くらいの出来でしたが、力は出し切れたと思います。

英語は、自己採点をしたら、9割近く取れていました。英語は最後の科目だったので、「どうせ落ちているんだろうな」と暗い気持ちで受けることになったのですが、英語に救われました。

医学部受験に向けて、本格的に勉強を始めたのはいつくらいでしょうか

塩川:高1の冬くらいに工藤塾に入ってからです。それまでも塾には行っていたのですが、あまり勉強していなかったんです(苦笑)。私が勉強をしなさすぎて、少しお尻を叩いてくれる塾がいいという話になり、最終的には工藤塾を選びました。

医学部は情報戦じゃないですか。ですから、医学部専門の塾がいいなと考えていました。実際に、普段の授業で求められるレベルも違ってきます。私立ですと、大学によって全然傾向が違いますし、そういったところを踏まえて指導してもらえる環境は、本当に貴重でした。

高1、高2のときは、担当講師の方々からは、「まだまだ甘い」と言われていました

塩川:そうですよね(苦笑)。高3の夏になっても、化学のT先生から勉強姿勢について厳しく注意されました。高3の4月頃は、「まあ、医学部は行けるんじゃないか」と思っていたのですが、見通しが甘かったです。T先生に言われて、「このままだと落ちるな」と危機感を持ち、夏過ぎから本気で勉強しました。

数学の水澤先生にも、授業や質問対応で厳しく指導され続けました。でも、それがあったから、本番で戦えたんじゃないかと、本気で思います。

山﨑:私の中では、塩川くんの医学部合格は、水澤先生のファインプレーだなと感じています。

塩川:本当にそうなんです。合格してからまだ会えていないので、早く挨拶しに行きたいです。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

山﨑:塩川くんの1次合格を知ったときに、ガッツポーズをしていましたよ(笑)。それだけ、思い入れがあったんだと思います。T先生も「言い過ぎて、嫌われていないかな」と心配していました(笑)。

塩川:性格的に甘いところがあるので、そういった厳しい先生方に教われたことは、自分にとっては良かったです。

印象に残っている先生は

塩川:それはもう、水澤先生です。私が入塾するのと、水澤先生が工藤塾に入ったのが、ほぼ同時期で、それからずっと教わってきました。

数学は、もともと好きで、中学の時もそこそこできていました。でも、高校に入るとできなくなってきて。今思えば、適当に数学をやっていたなと思います。ですから、水澤先生には、何回も「ノリで数学をやるな」と言われました(苦笑)。

公式も最初から証明できるようにならないととか、本質を考えようと何回も言われて、数学がまともになっていきました。数学って他の理系科目の基になっているような科目じゃないですか。ですから、水澤先生には、本当に、本当に、感謝しかありません。

あと、T先生には勉強のやり方から教えてもらいました。たとえば、私は化学の教科書をほとんど使っていなかったんです。問題集だけ解いていました。でも、T先生に教科書を読むように言われて、読んでみると、意外と教科書の中から問題が出ていることを知り、隅々まで読むようになりました。最終的には、化学の教科書が一番ぼろぼろになりました。電車の中でもずっと読んでいましたから。

辛かったことはありますか

塩川:12月の共通テストプレで、全然点数が取れなかったことが辛かったですね。結構問題も解けるようになってきているはずなのに、点数に結びつかなかったんです。

山﨑:得点率は、確か61〜62%くらいでしたね。

塩川:そうなんですよ・・・よく共通テスト本番で80%弱も取れましたよね(苦笑)。でも、確かに、1月に入ってからは伸びている実感がありました。理科も、11月くらいまでは、だいたい6割、本当に良くても7割くらいでした。それが、8割を超えるようになってきました。1月に入って急角度で得点が取れるようになり、本番で自己最高を更新できました。

受験勉強を振り返って

塩川:やっぱり、中学の頃からちゃんと勉強しておけば良かったなと痛感しています。小学校、中学校の頃は、あまり勉強していなかったんですけど、それなりの点数が取れてしまっていました。ですから、勉強を甘く見ていたんです。そこそこ取れているから、大丈夫なんじゃないかと思っていました。もう少し勉強する習慣をつけていれば、もう少し楽に合格できたのかなと思います。

静岡サレジオのエグゼコース※で医学部を志望していた5人は、全員が合格を果たしました

※静岡サレジオの 医学部をはじめとした難関大学進学を目指すコース

塩川:エグゼコースはすごい結果を出した人が多く、そういった人たちと一緒に勉強してこれたからこそ、私も医学部に合格できたと思っています。

確か海野くん※だったと思うのですが、休み時間に勉強をし始めて、それから、みんなも休み時間に勉強するようになりました。とても良い影響を受けました。エグゼコースは19人いたのですが、すごく仲が良く、楽しかったですね。尊敬できる、良い仲間に恵まれました。
※東京大学理科一類合格。合格者インタビューはこちら

医学部を目指している生徒さんにアドバイスをお願いします

塩川:学力は二次曲線のように伸びると言いますが、私自身は1月に、ほぼ直角くらいのイメージで上がったので、最後まであきらめず、がむしゃらに努力してほしいです。早めに準備して、しっかりと勉強すれば、私よりは楽に合格できると思います(笑)。