合格者インタビュー「聞きたいことをガンガン聞けた」(筑波大学医学群 合格)

Wさん(静岡サレジオ高校卒)
2022年度推薦入試で筑波大学に合格。校舎長の山﨑が担任を務める

工藤塾には小4のときにも通っていました

Wさん:国語の先生が、いつもベストを着ていたことを覚えています(笑)。工藤塾に再び通うようになったのは、高1の2月からです。それまで通っていた塾もあったのですが、工藤塾は医学部専門塾ですし、静岡サレジオのエグゼコース※と提携していることも大きかったです。姉も通っていましたし、行きたいなと思いました。
※静岡サレジオの、医学部をはじめとした難関大学進学を目指すコース

英語が得意科目です

Wさん:高1の夏にフィリピンにボランティアで行ったのですが、そのときに英語に対する考え方がすごく変わりました。日本では文法とライティングは勉強するんですけど、話す機会があまりないので、フィリピンの人たちとコミュニケーションが取れなかったんです。読めて書ける状態になっていても、話せない。それがすごく悔しかったので、アメリカ留学にも行こうと思いました。

アメリカには高1の冬に行くことができました。3カ月滞在したので、英語を聞き取れるようになりましたし、話せるようにもなりました。自分では、そこまでの変化は感じていなかったのですが、高校のALT(外国語指導助手)の先生が帰国することになったときに、仲が良かったので、家に来てもらっておしゃべりをしたんですけど、そのときに、母に「英語がすらすら出るようになったね」と言われ、留学の効果があったんだなと気づきました。

一方で、理系科目が苦手でした。どう克服したのでしょうか

Wさん:数学は、『4ステップ』を何回も解き直して、分からないところを無くし、極めるようにしました。工藤塾に来てからは、M先生に勧めてもらった、『スタンダード演習』を最後まで終わらせようと取り組んできました。

物理は、ちゃんと理解していなかったことを、M先生に、本当にベースとなることから教えてもらいました。最初は「なんの話だ?」という感じで、言われていることが分からなかったんですけど(苦笑)、解き方ではなく、何が起こっているのかを理解することが大事なんだと教わりました。

化学は無機、有機が好きでした。ただ、理論が難しくて・・・。高2の途中から無機や有機が入ってきて、そうするとどんどん暗記しないといけないので、理論を忘れてしまっていたんです。高3になって問題演習し始めると、これはマズイと感じました。無機などで忙しくても、早いうちからちゃんと理論を復習しておけば良かったです。

工藤塾の個別指導では、私の聞きたいことをガンガン聞けたので、とても助かりました(笑)。

印象に残っている先生を教えてください

Wさん:やはりM先生です。数学と物理のことを、非常に深く理解していらっしゃるんだなという感じが、すごく伝わってきました。信頼して、いろいろと質問できました。理解したはずなのに、勉強を進めていくうちに「なんだろう?」となることがあったのですが、そういったときに、気兼ねなく質問することができました。

また、サレジオクラス※の医療概論は、K先生がめっちゃ面白かったです。大学時代の話をはじめ、衝撃的なエピソードが結構ありました。すごい経歴ですよね。授業では、「他の人の小論文の批評をしましょう」と言われたこともあります。相手に伝えることもあれば、自分が指摘されることもあり、話し合いが、とてもためになる授業でした。
※静岡サレジオの中学生、高校生が参加できる8人以下の特別授業。中3からはエグゼコース在籍者のみ参加可能

サレジオクラスの化学と物理は、一緒に参加していた生徒が明るい性格だったので、とても盛り上がりました。先生との掛け合いが面白かったです(笑)。

本格的に勉強し始めたのはいつ頃からでしょうか

Wさん:気合を入れようと思ったのは高1だったんですけど、本気で頑張りだしたのは、高2の冬くらいだったと思います。自分が解けなかった問題を、同級生たちが「解けた」と言っていたことがあり、危機感を持ちました。そこで、Instagramのアプリを削除し、スマホを触る時間を減らし、勉強時間を確保しました。

入試では、まずは藤田医科大学のAO入試に挑みました

Wさん:1次の学科の出来は、あまり良くありませんでした。数学の小問集合は、満点を取りに行くつもりだったのですが、2問分かりませんでした。大問2と3も、半分くらいしか解けなかったと思います。解答速報を見ると、「今年の目標は7割」みたいなことが書いてあって、そこまで解けている感触ではなかったので、「これは厳しいな」と思いました。

英語では、大問1は大丈夫だったと思うのですが、大問2の長文読解に苦労しました。「upside down」という単語がキーワードだったのですが、なかなか意味が覚えられなかった苦手な単語なんです。「逆さま」という意味なのですが、本番で意味が思い出せず、「これは、第2問ヤバい!」と思いました。ただ、「upside down」があまり関係していない箇所の和訳では、点が取れていたと思います。全体では7割くらいの手応えでした。

入試が始まるまでは、そんなに緊張しませんでしたが、いざ始まって、問題を解いていくうちに、どんどん不安になっていきました。「この問題が解けなかった」「数学も厳しい」となり、昼休みに友人と解けなかった問題について話をしてしまい、不安になって「ダメかも」と思いました。

その後の小論文も、工藤塾でずっとK先生に教わっていて、「こう書けばいい」というのは分かっていたんですけど、いざ本番になると何を書けばいいか、パニックになってしまいました。なので、これは終わったなと思いました。

1次の合格発表は、どこで確認しましたか

Wさん:高校の最寄り駅です。母から「受かってたよ」とLINEをもらっていたので、安心して確認することが出来ました。母からLINEが来たときには、本当に良かったと、ホッとしました。

そして、2次の面接を迎えます

Wさん:個人面接での受け答えは、そんなに悪くなかったと思います。学校での活動を聞かれたときにも、しっかりと答えられました。アメリカ留学についても質問がありました。

グループディスカッションのテーマはゴミの分別やリサイクルの問題について、どう解決するかというテーマでした。司会をして仕切るタイプではないので、タイムキーパーに立候補しました。自分の意見は積極的に言えたと思います。

工藤塾でも面接対策をしました

Wさん:すごく役に立ちました。特にMMI※ですね。藤田医科大学のグループディスカッションは、医療系ではなく、割と生活一般の問題について聞かれるので、身近で答えやすいんです。でも、MMIは練習しないと厳しいと思います。
マルチプル・ミニ・インタビュー

山﨑先生と三山先生が、5分間話せるようするにはどうするかとか、この順番で話すといいよとか、アドバイスしてくださったじゃないですか。それがすごく役に立ちました。練習した質問と似た質問も結構出ました。おかげで、しっかりと自分の考えを答えられたので、良かったかなと思います。

面接の手応えは悪くはないと思ったので、合格発表までは「受かっているといいな」と、ちょっと期待してしまっていました。ただ、国立の受験が控えていたので、そこは切り替えて勉強していました。

そして2次の合格発表を迎えます

Wさん:これも駅で確認しました。母からのLINEも来ていました(笑)。すごくうれしかったですし、ホッとしました。

次に、筑波大学の推薦入試に臨みました

Wさん:学科は、全体的には例年よりも易化していたと思います。ただ、英語の並び替え問題が難しかったです。他の受験生もあまりできていなかったようなので、そこは割り切ることにしました。英語は得点率6割を切っているかもしれません。

数学は大問が3つあり、それぞれに小問が3つあったのですが、計算ミスが無ければ、9問中8問は正解していると思います。

化学では、気体定数を間違えて、有効数字が1つズレてしまうなど、結構計算ミスをしてしまいました。それでも、1問目と2問目は結構解けたので、全体では6〜7割くらいだと思います。

物理では、本当に馬鹿みたいなミスをしてしまいました。マイナスを付け忘れたんです。後から、自分でも「なんで!?」と愕然としました。練習と本番は、やっぱり違うんですかね。

山﨑:緊張はしますよね。

Wさん:問題を丁寧に読まないとなと反省しました。終わった直後には間違いに気付きませんでしたが、日が経つにつれて、「あそこを間違えた」「あそこでもミスをした」と気付いてしまって・・・。それでも、物理は7割くらいは得点できたと思います。

そして、翌日の面接に臨みます

Wさん:個人面接で、最初に志望理由書の要約があり、その後は筑波大学の志望理由、つくば市の印象、フィリピンボランティアなどについて聞かれました。比較的答えやすい質問でした。

入試が終わり、当初は結構手応えを感じていたのですが、日が経つにつれて学科のミスが発覚し、「これはダメかも」と思うようになっていきました。毎日が辛かったですね。

合格発表はどこで確認したのでしょうか

Wさん:当日は高校の評議会に出席しなくてはいけなかったので、教室で友人たちが周りにいる中で確認しました。例によって、母からLINEは来ていました(笑)。前日にLINEしないでとお願いしていたのに、それでも送ってくるということは、合格していたのかなと。本当にうれしかったです。

担任から見て、どんな生徒さんでしたか

山﨑:本人を目の前にして言いづらいのですが、本当に手間のかからない生徒さんでした。1人でどんどん先に進めていけるんです。分からないところがあれば、積極的にいろいろな先生に質問もしていました。自発的に動いてくれていたので、本当に助かりました(笑)。

Wさん:前期の出願大学を悩んでいて、受験校の相談をしました。

山﨑:普段、Wさんに甘えて、あまり声掛けが出来ていなかったので、相談があったときは、もう必死で対応しましたよ。ここで仕事をしないとと(笑)。

これから医学部を目指す人たちにアドバイスをお願いします

Wさん:受験時に、あれも心配これも心配ということで、参考書や問題集を絞り切れず、リュックをパンパンにして行ったのですが、荷物が多くて大変でした。ですから、参考書等は「これだけやる」と決めた方がいいと思います。そのためにも、受験までにどれだけ積み重ねてきたかが大事だと思います。