合格者インタビュー「しっかりとした準備が必要だと実感」(浜松医科大学医学部 合格)
望月 音緒 くん
静岡サレジオ高校卒。2019年度推薦入試で浜松医科大学に現役合格
本格的に勉強に集中し始めたのは
中3からです。すごく勉強のできる友人がいて、影響されました。静岡サレジオでは中3のときにコース選択があるのですが、そこでエグゼコース※を選択したことも、勉強に集中する良いきっかけになりました。周りに勉強する人が増えたので、ついていかないとと危機感を持ちました。
※医学部をはじめとした難関大学進学を目指すコース
受験で辛かったことはありますか?
不安はありましたが、辛かったことは正直ありません。中3から勉強をし始めて、高3も変わらないペースで勉強することができました。生活の何かを犠牲にしたわけではなく、4年間かけて準備してきたことが生きました。厳しい医学部受験を乗り越えるには、しっかりとした準備が必要だと実感しています。
静岡サレジオで、中3からエグゼコースで勉強をしようと思えたのは、私にとってとても良い環境だったと思います。中高一貫校なので高校受験で立ち止まらなくてよく、先取りして勉強することができましたし、良きライバルもいました。
勉強で苦労したことはありますか?
集中力はあると思っているのですが、分からない問題があるとそれにばかり時間をかけてしまうということがありました。後回しにできない性格なんです。自分が納得するまでやり切りたいと思ってしまうので、効率が悪いところがあったと思います。なので、最初は勉強している割には成績が伸びませんでした。
突き詰めるタイプの生徒さんの方が、理解することを大切にするので、最終的には伸びやすい傾向があります
確かに、一定期間を過ぎると成績が上がりました。問題を解決するたびに達成感があり、すると次の問題に挑戦する意欲がわき、できることがどんどん増えていきました。
物理に関しては、たとえ高校の履修範囲を超えたとしても、自分が納得するまで「なぜそうなるのか」を追求しました。ただ問題を解くだけではなく、知識や理解を深めることも大事かなと感じています。
工藤塾で受講した、各科目の思い出を教えてください
実は、最初は化学に苦手意識を持っていたのですが、工藤塾での授業を通して苦手意識を払拭することができました。偏差値では50台前半から80を超えるまでに伸びたので、自分でも驚きました。
英語の授業では、語源から説明してくれるので、すごく分かりやすかったです。試験前は英作文の添削もしていただいて感謝しています。
数学は得意だと思っていたのですが、工藤塾に来て「あまりできていないんだ…」と思い知らされました。それでも、授業を受け、理解に努めることで、2次試験の問題も解けるようになっていきました。
小論文は毎回添削してもらって、自分の書き方のどういったところが良くないのかがはっきり見えました。小論文は人に教わらないと伸びない科目なので、本当に助かりました。
浜松医科大学の推薦の2次試験では、理科3科目が出題されるため、直前に生物も対策指導をしてもらいました。単に知識だけではなく、生物的に物事を見るというか、生物的な思考が身についた気がします。
あと、自習室が良かったです。すごく落ち着いて勉強できましたし、他の人達が勉強しているのを見て、「しっかりやらなきゃ」と思うことができました。